十六団子の日
旧暦のこの時期、農作業を見守る「田の神」が冬を過ごした山から里へ下りてくるとされ、東北や関東地方を中心に16個の団子を作って供える風習が伝えられてきました。餅つきの音で神様に山から下りる時期を知らせる意味合いもあったとされ、由来は民間信仰に根ざしているため、いつ誰が始めたのかを特定する記録は残っていません。同様の考え方から、神様が山へ帰るとされる10月や11月にも団子を供える地域があり、稲作を中心とした農耕儀礼として今も一部の地域で受け継がれています。近年は和菓子店がこの時期に合わせて団子を販売するなど、行事食としての側面も注目されています。
