【記念日まとめ】3月16日は何の日?
十六団子の日
旧暦のこの時期、農作業を見守る「田の神」が冬を過ごした山から里へ下りてくるとされ、東北や関東地方を中心に16個の団子を作って供える風習が伝えられてきました。餅つきの音で神様に山から下りる時期を知らせる意味合いもあったとされ、由来は民間信仰に根ざしているため、いつ誰が始めたのかを特定する記録は残っていません。同様の考え方から、神様が山へ帰るとされる10月や11月にも団子を供える地域があり、稲作を中心とした農耕儀礼として今も一部の地域で受け継がれています。近年は和菓子店がこの時期に合わせて団子を販売するなど、行事食としての側面も注目されています。
国立公園指定記念日
1934年(昭和9年)3月16日、当時の内務省が瀬戸内海・雲仙・霧島の3か所を日本で初めての国立公園に指定したことに由来する記念日です。瀬戸内海国立公園は1府10県にまたがり、大小1000以上の島々が点在する国内最大級の国立公園として知られています。指定から90年以上が経った現在、日本の国立公園は34か所に増え、環境省は自然保護と観光利用を両立させる取り組みや、外国人観光客の誘致を目的とした「国立公園満喫プロジェクト」などを進めています。制度の出発点となったこの日は、自然保護の歴史を振り返る節目とされています。
財務の日
財務コンサルティングを手がける企業(現・トリプルグッド税理士法人)が制定した記念日で、日付は「ざ(3)い(1)む(6)」と読む語呂合わせと、所得税の確定申告期限の翌日にあたることから選ばれています。中小企業の経営者に向けて、資金繰りや財務体質の管理の重要性を伝える目的で作られ、一般社団法人日本記念日協会に認定・登録されています。確定申告シーズンの直後という時期性を生かし、税理士や会計事務所が財務改善のセミナーや相談会を開くきっかけの日としても使われています。企業の健全な発展を後押しする趣旨を持つ記念日です。
キリンレモン誕生の日
1928年(昭和3年)3月16日、麒麟麦酒(現・キリンビバレッジ)が無色透明の炭酸飲料「キリンレモン」を発売しました。当時、清涼飲料には着色のためのタール系色素を使うのが一般的でしたが、「国民保健の見地から人工色素は使うべきではない」という考えのもと、あえて無色透明の飲料として開発された点が特徴です。発売から現在まで一貫して透明な見た目を守り続けており、2018年には発売90周年を機にパッケージや味わいのリニューアルも行われました。国内の清涼飲料としては長い歴史を持つロングセラー商品として、現在も親しまれています。
