【記念日まとめ】12月9日は何の日?
障害者週間(旧・障害者の日)
1975年12月9日、国連総会で「障害者の権利宣言」が採択されたことを受け、1981年に日本の厚生省が同日を「障害者の日」と定めたのが始まりです。その後1995年には12月3日から9日までを「障害者週間」とする決定がなされ、2004年の障害者基本法改正により、単独の記念日から一週間の啓発期間へと形を変えました。この宣言では、障害の原因や程度にかかわらず市民と同等の基本的権利を持つことがうたわれています。現在もこの期間には全国で福祉施設の見学会や啓発イベントが開催され、障害への理解を広める機会となっています。
マウスの誕生日
1968年12月9日、アメリカの発明家ダグラス・エンゲルバートが「The Demo」と呼ばれる伝説的なプレゼンテーションを行い、世界で初めてコンピュータ用マウスやウィンドウ、ハイパーテキストなどを公開したことに由来する記念日です。それまで専門知識を持つ人しか扱えなかったコンピュータを、誰もが直感的に操作できる道具へと変えた画期的な出来事でした。2018年に日本記念日協会によって認定・登録されています。現在、マウスの基本的な操作方法はパソコンだけでなくゲーム機やデザイン作業など幅広い分野で活用され続けています。
国際腐敗防止デー
2003年12月9日、メキシコのメリダで開催された国連総会で「腐敗の防止に関する国際連合条約」が署名されたことを記念して定められた国際デーです。公務員や国際機関の職員による汚職や不正、組織犯罪を防ぎ、条約の意義について世界的な認識を高めることを目的としています。日本を含む多くの国がこの条約を批准しており、国連薬物犯罪事務所(UNODC)が中心となって毎年啓発キャンペーンを展開しています。企業のコンプライアンス強化が叫ばれる近年、この日はビジネスの透明性を考え直す機会としても注目されています。
漱石忌
文豪・夏目漱石が1916年(大正5年)12月9日に、執筆中だった小説『明暗』を未完のまま49歳で亡くなったことにちなむ日です。本名を金之助といい、『吾輩は猫である』『坊っちゃん』『こゝろ』などの作品で知られる漱石は、胃潰瘍からの内出血が死因とされています。命日である今日は「漱石忌」と呼ばれ、東京都新宿区にある漱石山房記念館をはじめ、ゆかりの地では毎年この時期に企画展や関連イベントが開催されています。近代日本文学の礎を築いた作家として、没後100年以上経った現在も多くの読者に読み継がれています。
皇后陛下のお誕生日
皇后雅子さまは1963年12月9日にお生まれになり、この日はお誕生日にあたります。学習院大学卒業後に外交官として活躍された経歴を持ち、1993年に当時皇太子であった天皇陛下とご結婚されました。お誕生日にあたるこの日は宮内庁を通じて健康状態などに関する近況が発表され、皇族方が集まってお祝いをする様子が例年報じられます。近年は公務にも精力的に取り組まれており、お誕生日を機にその一年の歩みが振り返られる機会にもなっています。
