【記念日まとめ】12月29日は何の日?

清水トンネル貫通記念日

1929年12月29日、上越線の群馬県土合と新潟県土樽を結ぶ清水トンネルが貫通したことを記念する日です。1922年の着工から7年がかりの難工事で、延長約9700メートルは開通当時日本最長を誇り、1931年9月の正式開業により東京と新潟の間の所要時間が大幅に短縮されました。この清水トンネルの雪深い風景は川端康成の小説『雪国』の有名な冒頭「国境の長いトンネルを抜けると雪国であった」のモデルになったとも言われ、今も文学ファンが訪れる名所となっています。

シャンソンの日

1990年12月29日、東京・銀座にあった日本初のシャンソン喫茶「銀巴里」が閉店したことにちなむ記念日です。1951年の開店以来、美輪明宏や戸川昌子らを世に送り出し、三島由紀夫や寺山修司ら多くの文化人が通った伝説的な店として知られていました。閉店の日には店名入りの食器類が常連客によって形見として持ち帰られ、その歴史を惜しむ声が広がったことから、閉店日である12月29日がシャンソンという音楽文化を振り返る記念日となりました。

福の日

かまぼこなどを手がける食品メーカー紀文食品が制定した記念日で、日付は「ふ(2)く(9)」の語呂合わせによります。正月を目前に控えたこの時期に、正月行事本来の意味やいわれを知ってもらい、買い物や大掃除など新年を迎える準備を通じて福を呼び込んでほしいという願いが込められています。制定以降、同社では正月料理や年末の過ごし方に関する情報発信を毎年行い、年末の生活習慣として定着させる取り組みを続けています。

山田耕筰忌

童謡「赤とんぼ」や歌曲「からたちの花」などで知られる作曲家・指揮者の山田耕筰が、1965年12月29日に79歳で亡くなったことにちなむ忌日です。山田は日本人として初めて本格的な交響曲を作曲し、日本初の常設オーケストラを組織するなど、日本における西洋音楽の普及と発展に大きく貢献した人物として知られています。命日には音楽関係者やファンによる功績をしのぶ催しが開かれることがあり、今なお学校教育の音楽の授業などを通じてその作品が受け継がれています。

肉の日

全国食肉事業協同組合連合会が制定した記念日で、「29」を「肉(にく)」と読む語呂合わせにより、毎月29日が肉の日と定められています。年末で消費が落ち込みがちな精肉業界を盛り上げるとともに、家庭で肉料理を楽しんでもらうことを目的に制定されました。制定後は全国の精肉店やスーパー、飲食チェーンなどで肉の日にあわせた特売やキャンペーンが毎月実施され、消費者にとってもなじみ深い記念日として定着しています。

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