郵便ポストはなぜ赤いのか

トリビアヤマネコ
トリ先生、郵便ポストって日本中どこ行っても赤いよな。なんで赤なん?

トリ先生
実は最初から赤やったわけじゃないんだよ。
最初の郵便ポストは「黒色」だった

トリ先生
1871年、日本で郵便制度が始まった当初のポストは、木製で黒く塗られてた。「書状集箱(しょじょうあつめばこ)」と呼ばれてたんだ。

トリビアヤマネコ
え、黒やったんか。今と全然イメージ違うな。

トリ先生
だけどこの黒色、夜になると存在に気づかれにくいという弱点があった。加えて、木製だったため、いたずらで火をつけられる被害も相次いだんだ。
「目立つ」ために赤へ、そして鉄製へ

トリ先生
そこで1901年ごろから、赤色に塗った鉄製のポストへの切り替えが進められた。赤は視認性が高く、暗い場所でも遠くから見つけやすい色だよ。信号機の「赤=重要」という考え方と、根っこは同じだね。

トリビアヤマネコ
燃えんように鉄にして、見えやすいように赤にした——一石二鳥やったんか。

トリ先生
その通り。以来、赤い鉄製ポストが全国に定着し、今では「郵便ポスト=赤色」というイメージそのものが、日本人の共通認識になってるんだよ。
実は「赤くないポスト」も存在する
- 速達・大型郵便物専用として、青色のポストが設置されている地域もある
- 観光地や記念事業で、特別な色・デザインのポストが期間限定で設置されることもある
- 海外では国によって色が異なり、青(アメリカ)や黄色(ドイツ)など様々

トリビアヤマネコ
赤一色のイメージやったけど、例外もちゃんとあるんやな。

トリ先生
そういうこと。郵便ポストが赤いのは伝統というより、「目立たせて、燃えなくする」という実用上の理由から選ばれ、そのまま100年以上定着し続けてる色なんだよ。
