エチオピアの新年(エンクタタシュ)
エチオピアでは、西暦より7〜8年ほど遅れる独自の「エチオピア暦」を採用しているため、新年は多くの年で西暦の9月11日にあたり、アムハラ語で「エンクタタシュ」(宝石を贈るの意)と呼ばれます。旧約聖書に登場するソロモン王がシバの女王に宝石を贈ったという逸話に由来すると伝えられ、長い雨季が明けて黄色い花「マスカルデイジー」が咲き誇る季節とも重なることから、古くから収穫と再生を祝う節目ともされてきました。現在も子どもたちが黄色い花束を手に近隣の家々を回って新年を祝う歌を披露する習慣が各地に残り、家族で祝宴を囲む国民的な祝日として受け継がれています。
