【記念日まとめ】9月11日は何の日?

公衆電話の日

「公衆電話の日」は、1900年(明治33年)9月11日に東京の新橋駅と上野駅の構内に日本で初めて公衆電話(当時は「自動電話」と呼ばれた)が設置されたことにちなむ記念日です。硬貨を入れる前に交換手を呼び出す仕組みだったため当初は「自動電話」と称され、1925年(大正14年)にダイヤル式が導入されて交換手を介さずにかけられるようになったことで「公衆電話」という呼び名が定着しました。公衆電話の設置台数は2000年時点で約73.6万台あったが、携帯電話の普及とともに大きく減少しています。一方で災害時に強い通信インフラとして見直されており、各地の防災施設ではこの日に合わせて公衆電話の使い方を紹介する催しが行われています。

警察相談の日

「警察相談の日」は、1999年(平成11年)に警察庁が制定した記念日で、日付は全国共通の警察相談専用電話番号「#9110」を9月11日に見立てた語呂合わせに由来します。制定の目的は、犯罪に至らないトラブルや不安ごとについて気軽に相談できる窓口の存在を広く知ってもらうことにあります。現在も警視庁や道府県警察本部には総合相談室が設置されており、ストーカーや家庭内トラブル、詐欺の疑いなど幅広い相談に9月11日に限らず年間を通じて対応しています。政府広報オンラインなどでも折に触れて番号の周知が行われ、事件化する前の早期相談を呼びかける取り組みが続けられています。

たんぱく質の日

「たんぱく質の日」は、2021年(令和3年)に株式会社明治が制定し、一般社団法人日本記念日協会に認定・登録された記念日です。人の体をつくるたんぱく質は20種類のアミノ酸からできており、そのうち体内で合成できない9種類を「必須アミノ酸」、体内で作れる11種類を「非必須アミノ酸」と呼ぶことから、「9」と「11」を組み合わせて9月11日という日付が選ばれました。制定の狙いは、日々の食生活でたんぱく質を意識して摂取する習慣を広めることにあります。現在ではスーパーやコンビニ、食品メーカーがこの日に合わせてたんぱく質強化食品を訴求するキャンペーンを毎年展開しています。

エチオピアの新年(エンクタタシュ)

エチオピアでは、西暦より7〜8年ほど遅れる独自の「エチオピア暦」を採用しているため、新年は多くの年で西暦の9月11日にあたり、アムハラ語で「エンクタタシュ」(宝石を贈るの意)と呼ばれます。旧約聖書に登場するソロモン王がシバの女王に宝石を贈ったという逸話に由来すると伝えられ、長い雨季が明けて黄色い花「マスカルデイジー」が咲き誇る季節とも重なることから、古くから収穫と再生を祝う節目ともされてきました。現在も子どもたちが黄色い花束を手に近隣の家々を回って新年を祝う歌を披露する習慣が各地に残り、家族で祝宴を囲む国民的な祝日として受け継がれています。

アメリカ同時多発テロ事件と「愛国者の日」

2001年9月11日、アメリカ同時多発テロ事件が発生し、ハイジャックされた旅客機がニューヨークの世界貿易センタービル2棟とワシントンの国防総省(ペンタゴン)に突入したほか、1機がペンシルベニア州に墜落し、合わせて約3,000人が犠牲になりました。同年、米連邦議会は9月11日を「Patriot Day(愛国者の日)」と定め、大統領が毎年、半旗の掲揚と黙祷を呼びかける布告を出すことを求めました。2009年にはこの日がさらに「奉仕と追悼の国民の日」としても位置づけられています。現在もニューヨークの跡地には国立9/11メモリアル&博物館が建てられ、毎年この日には遺族らが参列し、犠牲者一人ひとりの名前を読み上げる追悼式典が営まれています。

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