工場法公布記念日

3月29日 国際・公的な記念日 / 歴史的な出来事

1911年(明治44年)3月29日、日本で初めての本格的な労働者保護法となる工場法が公布されました。産業の発展にともなって工場労働者の深夜労働や長時間労働の弊害が社会問題化したことを背景に制定され、12歳未満の就労禁止や年少者・女性の深夜業禁止などが盛り込まれています。ただし小規模な工場は適用対象から外れ、成人男性への保護規定もないなど不十分な内容にとどまり、施行も資本家側の反対で1916年まで延期されました。この法律は1947年に労働基準法が施行されたことで役目を終えましたが、日本の労働法制の出発点として現在の労働環境整備の歴史を語る上で欠かせない存在になっています。

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