【記念日まとめ】1月2日は何の日?
初夢
1年で最初に見る夢を占う「初夢」は、いつ見た夢を指すかについて諸説あり、大晦日から元日、元日から2日、2日から3日にかけての夜など複数の説が伝えられています。特に書き初めや初商いといった正月行事の多くが1月2日に行われることから、この夜に見る夢を初夢とする説が広く知られています。とりわけ縁起が良いとされるのが「一富士二鷹三茄子」で、富士は不死、鷹は高い、茄子は成すに通じるとする言葉遊びが由来とされています。室町時代には、良い夢を見るために宝船の絵を枕の下に敷いて眠る風習も広まりました。
書き初め
書き初めは平安時代の宮中行事「吉書の奏」を起源とし、元日の朝に汲んだ若水で墨をすり、その年の恵方に向かって祝賀の詩歌を書いたことに由来すると言われています。室町時代には「吉書始め」として武家にも広まり、江戸時代になると寺子屋の普及とともに庶民の間でもおめでたい新年の書道として定着していきました。現在は1月2日に行うのが一般的とされ、学校や書道教室では冬休みの宿題として毎年続けられています。書き初めで書いた作品を1月中旬のどんど焼きで燃やし、炎が高く上がると字が上達すると言い伝えられています。
新年一般参賀
皇居で行われる新年一般参賀は、天皇皇后両陛下をはじめ皇族方が国民からの新年の祝賀を受けられる恒例行事で、昭和23年の元日に始まりました。その後、行事の都合で日程が1月2日に変更され、昭和44年からは現在の宮殿での実施が続いています。当日は宮殿のベランダに皇族方が複数回にわたり姿を見せ、集まった参賀者に向けてお言葉を述べられます。例年多くの人が皇居を訪れ、日の丸の小旗を振って祝意を表す光景がニュースでも報じられています。
箱根駅伝(往路)
正式名称を「東京箱根間往復大学駅伝競走」というこの大会は、1920年にマラソン指導者の金栗四三らが「世界に通用するランナーを育てたい」との思いから創設し、東京高等師範学校や早稲田大学など4校が参加した「四大校駅伝競走」として始まりました。1月2日に行われる往路は、東京・大手町の読売新聞社前をスタートし、神奈川県箱根町の芦ノ湖までの約107.5kmを5区間でつなぎます。「駅伝」という名称は、江戸時代の街道にあった中継地点「駅」で人馬を乗り継いだ伝馬制にちなんでつけられました。現在では正月の風物詩として広く親しまれ、沿道には毎年多くの応援者が詰めかけています。
初売り
新年最初の売り出しである初売りは、仙台藩の時代から続く風習とされ、江戸後期の文献『仙台年中行事』にも1月2日の朝から店先で初売りが行われた記録が残っています。江戸日本橋の呉服店・越後屋では、余った反物を袋詰めにして販売した「恵比寿袋」が現在の福袋の原型になったと言われています。明治から昭和にかけて三越や松坂屋といった百貨店が福袋を販売するようになると、都市部の消費者の間にも一気に広まりました。現在も1月2日は多くの商業施設が初売りを実施し、福袋を求めて開店前から行列ができる光景が毎年恒例になっています。
