【記念日まとめ】1月12日は何の日?
スキー記念日
1月12日は、1911年のこの日にオーストリア・ハンガリー帝国の軍人テオドール・エードラー・フォン・レルヒ少佐が、新潟県高田の陸軍歩兵第58連隊で日本人に初めてスキーを指導したことにちなむスキー記念日です。レルヒ少佐が伝えたのは現代のような2本のストックを使う技術ではなく、1本の長い杖でバランスを取りながら滑る「一本杖スキー術」でした。この出来事が日本におけるスキーの発祥とされ、1994年にはスポーツ用品店のエスポートミズノが記念日として制定しました。現在も毎年1月12日前後には新潟県上越市の金谷山スキー場で「レルヒ祭」が開催され、当時のスキー技術を再現する催しなどが行われています。
桜島の日
1月12日は、1914年に鹿児島県の桜島で20世紀以降の日本国内では最大規模とされる噴火が始まったことにちなむ桜島の日です。この大正大噴火は約1年にわたって断続的に続き、大量の溶岩と火山灰を噴出して死者58名を出す大きな被害をもたらしました。流出した溶岩によって、それまで島だった桜島は大隅半島と地続きになり、火山灰は九州から東北地方まで広範囲で観測されました。現在の桜島は今も活発に噴火を続ける活火山として気象庁が24時間体制で観測を続けており、鹿児島県や周辺自治体は大正大噴火の教訓を踏まえた避難計画や防災訓練を毎年実施しています。
いいにんじんの日
1月12日は「い(1)い(1)に(2)んじん」と読む語呂合わせにちなんだいいにんじんの日です。高麗人参ブランド「正官庄」を扱う韓国人參公社ジャパンが、2012年1月12日に自社の設立記念パーティーを開いたこともあわせて由来とし、日本記念日協会の認定を受けて制定しました。高麗人参はウコギ科の植物で、スーパーで見かける普段の食卓のにんじんはセリ科に分類されるため、名前は似ていても全く別の植物にあたります。現在も冷え性や滋養強壮によいとされる健康食材として、サプリメントや飲料、韓国料理店のメニューなど幅広い形で親しまれています。
桜島大根
1月12日の桜島の日にあわせて話題になることが多いのが、鹿児島県特産の「桜島大根」です。2003年には重さ31.1キログラム、胴回り119センチメートルの桜島大根が「世界一重い大根」としてギネス世界記録に認定されました。桜島大根と呼ばれるようになったのは200年ほど前とされ、方領大根の変種という説や自生する浜大根から派生したという説など、由来には複数の説があります。桜島特有の軽石を含んだ火山灰土壌は水はけがよく空気を通しやすいため、大根が大きく育ちやすいと考えられています。現在は生産者の減少が課題となっている一方、鹿児島市などが漬物や煮物向けのブランド化を進め、大根の品評会を通じて特産品としての魅力を発信しています。
