【記念日まとめ】2月26日は何の日?
二・二六事件の日
1936年(昭和11年)2月26日、陸軍皇道派の思想に共鳴した青年将校らが約1500人の兵を率いて蜂起し、首相官邸や警視庁が並ぶ永田町一帯を占拠した事件が二・二六事件です。決起将校たちは政治の刷新を掲げて斎藤実内大臣や高橋是清大蔵大臣らを殺害しましたが、岡田啓介首相は難を逃れました。昭和天皇が鎮圧を強く命じたため事態は早期に収拾へ向かい、28日には決起部隊が反乱軍と認定されて将校たちは投降しました。事件後、首謀者は特設軍法会議で裁かれて処刑となり、この一件をきっかけに軍部が政治への発言力を強め、日本は戦争へ向かう道を進んでいくことになりました。
血液銀行開業記念日
1951年(昭和26年)2月26日、日本初の血液銀行「日本ブラッドバンク」が大阪で開業したことにちなみ、2月26日は血液銀行開業記念日と呼ばれています。戦後の日本では困窮した人が血液を売る「売血」が社会問題になっており、GHQの指示を受けた元軍医の内藤良一がこれに代わる仕組みとして血液銀行の設立を進めました。翌1952年には日本赤十字社も血液銀行事業に参入し、民間と赤十字が並走する形で輸血用血液の確保が進んでいきました。日本ブラッドバンクは後に企業としての役割を終えましたが、その理念は日本赤十字社の血液センターに引き継がれ、現在の日本では献血による無償の血液確保が輸血医療の基盤になっています。
脱出の日
2月26日は脱出の日で、1815年のこの日、地中海のエルバ島に流刑されていたフランス皇帝ナポレオンが島を脱出し、パリを目指して出航したことに由来しています。前年に退位していたナポレオンはわずかな兵を率いてフランス本土に上陸すると、各地で市民や兵士の支持を集めながら北上を続けました。パリに到着したナポレオンは再び皇帝の座に返り咲きましたが、この復権はおよそ100日で終わり、ワーテルローの戦いで敗れて再び流刑となりました。この記念日を制定した団体や時期ははっきりしませんが、現在は困難な状況やしがらみからの脱出を後押しする語呂合わせ的な意味合いで、自己啓発やライフスタイル関連の話題として取り上げられる機会が増えています。
包む(ラッピング)の日
2月26日は包む(ラッピング)の日で、包装用品の企画販売を手がける株式会社包むが制定し、2017年に日本記念日協会の認定を受けました。日付は「つ(2)つ(2)む(6)」の語呂合わせに由来し、贈り物を丁寧に包むことで相手への感謝や思いやりを伝える文化を広める狙いがあります。日本には古くから風呂敷や熨斗など、贈り物を包む独自の作法や美意識が根付いており、この記念日はその伝統と現代のラッピング文化を結びつける役割も担っています。現在はこの日に合わせてラッピング用品の販売促進や、包装技術を紹介するワークショップなどの催しが各地で行われています。
