【記念日まとめ】3月4日は何の日?
円の日
1869年3月4日、明治政府が金銀銅を材料とする円形の貨幣制度を定めたことにちなみ、この日は円の日と呼ばれています。それまでの両・分・朱という四進法の複雑な貨幣単位は外国商人にとって分かりにくく、大隈重信らが議事院に新貨幣制度を建議したことが改革の出発点になりました。この流れを受けて1871年には新貨条例が制定され、円を基本単位とし銭・厘による十進法の貨幣制度が正式に採用されました。現在の日本の通貨単位「円」の原点にあたる出来事として歴史的な節目になっています。
バウムクーヘンの日
1919年3月4日、広島県物産陳列館(のちの原爆ドーム)で開かれたドイツ人捕虜の展示即売会で、菓子職人カール・ユーハイムがバウムクーヘンを日本で初めて販売したことにちなみ、3月4日はバウムクーヘンの日とされています。ユーハイムは第一次世界大戦で捕虜として日本へ移送された経験を経て、戦後は日本に残り洋菓子店を開きました。現在は同社をはじめ全国の洋菓子店がこの日に合わせてバウムクーヘンのフェアや限定商品を展開し、年輪を重ねる縁起の良い菓子として結婚式の引き出物などにも使われています。
ミシンの日
イギリスのトーマス・セイントが1790年に世界初のミシンの特許を取得してから200年の節目を迎えた翌年にあたる1991年、日本家庭用ミシン工業会(現・日本縫製機械工業会)が「ミ(3)シ(4)ン」の語呂合わせで3月4日をミシンの日に制定しました。家庭用ミシンの普及とともに裁縫文化を広める狙いがあります。現在はミシンメーカーがこの日に合わせて手芸教室やメンテナンス相談会を開くなど、手作りやリメイクの楽しさを伝える機会として活用されています。
雑誌の日
「ざっ(3)し(4)」の語呂合わせにちなみ、雑誌の定期購読サービスを手がける富士山マガジンサービスが2008年に3月4日を雑誌の日に制定し、日本記念日協会に登録しました。新生活が始まる3月と4月に、毎号新しい情報を届ける雑誌から知識や刺激を得てほしいという思いが込められています。現在は同社がこの時期を雑誌の月と位置づけ、特集企画やキャンペーンを通じて雑誌ならではの読み応えや専門性の魅力を発信しています。
