【記念日まとめ】3月18日は何の日?
精霊の日
3月18日は「精霊の日」とされ、『万葉集』の代表的な歌人である柿本人麻呂、平安時代の歌人・和泉式部、絶世の美女として知られる小野小町という3人の命日と伝えられることに由来します。ただし、いずれの人物についても正確な没年月日は分かっておらず、あくまで一部の伝承に基づく日付という点には注意が必要です。この「精霊」は死者の霊魂を意味する仏教用語「しょうりょう」と読み、歌に生きた先人たちを偲ぶ日として語り継がれてきました。現在も和歌や古典文学に関心を持つ人々の間で、この時期に3人の功績を振り返る話題として取り上げられることがあります。
点字ブロックの日
1967年(昭和42年)3月18日、岡山市の岡山県立岡山盲学校近くの交差点に、世界で初めて点字ブロックが敷設されたことに由来する記念日です。考案したのは岡山県出身の社会事業家・三宅精一で、視覚に障害のある人が歩道と車道の境目を足の裏で判別できるようにと発案し、設置費用も自ら負担したと伝えられています。この技術はその後日本各地の駅や歩道に広がり、2001年には日本工業規格(JIS)として規格化され、2012年には日本の規格をもとにした国際規格(ISO23599)が発行されるなど、世界各国のバリアフリー整備にも影響を与えています。岡山県視覚障害者協会は2010年にこの日を記念日として制定し、安全な設置や維持管理の重要性を伝え続けています。
春の睡眠の日
日本睡眠学会と睡眠健康推進機構が定めた記念日で、世界睡眠医学会が提唱する「世界睡眠デー(3月の第3金曜日)」の時期に合わせて、春は3月18日、秋は9月3日をそれぞれ睡眠の日としています。睡眠不足や睡眠障害が生活習慣病やメンタルヘルスの不調と関わることが明らかになるなか、正しい睡眠の知識を広めて国民の健康増進につなげることを目的に制定されました。前後の期間には「春の睡眠健康週間」が設けられ、講演会や啓発イベントが各地で開催されています。近年はスマートフォンの使用習慣と睡眠の質の関係など、現代的な課題も取り上げられるテーマの一つになっています。
明治村開村記念日
1965年(昭和40年)3月18日、愛知県犬山市の入鹿池のほとりに野外博物館「博物館明治村」が開村しました。明治時代の建築物を各地から移築・保存し、当時の社会や文化を伝えることを目的に設立され、開村当初は札幌電話交換局や京都聖ヨハネ教会堂、森鷗外・夏目漱石住宅など15件の建造物を公開していました。その後も貴重な明治期の建物の保存活動が続けられ、現在は蒸気機関車などを含めて67件の文化財を有する施設に発展しています。近年は開村60周年を記念した企画展やイベントも開催され、明治の街並みを体感できる観光施設として親しまれています。
