【記念日まとめ】9月16日は何の日?
競馬の日
1954年9月16日、それまで農林省(現・農林水産省)の管轄下にあった国営競馬に代わり、特殊法人として日本中央競馬会(JRA)が発足したことを記念する日です。政府が全額出資する形で資本金約49億円で運営が始まり、競馬の健全な発展や畜産振興、国と地方の財源確保などを目的として設立されました。発足以降、JRAは競馬場やレースの質を国際的にも高い水準まで引き上げ、日本の競馬文化を大きく発展させてきました。現在も東京・六本木に本部を置き、馬券発売やレース開催を通じて、スポーツ・娯楽としての競馬を国内外に発信し続けています。
オゾン層保護のための国際デー
1987年にオゾン層を破壊する物質の規制を定めた「モントリオール議定書」が採択されたことを記念し、1994年の国連総会で9月16日を「オゾン層保護のための国際デー」とすることが定められました。フロンなどのオゾン層破壊物質の排出削減を国際社会全体で進め、地球規模の環境問題に取り組む姿勢を示すために制定された国際デーです。日本ではこの日を含む9月を「オゾン層保護対策推進月間」と定め、環境省などが啓発活動やイベントを行っています。議定書採択から30年以上が経ち、南極上空のオゾンホールは縮小傾向にあるとされ、国際的な取り組みの成果として評価されています。
メキシコ独立記念日
1810年9月16日未明、メキシコ中部ドロレスの司祭ミゲル・イダルゴが教会の鐘を鳴らして農民や先住民を集め、スペインからの独立と圧政の打倒を訴える演説「ドロレスの叫び」を行ったことに由来する記念日です。この決起をきっかけにメキシコ独立戦争が始まり、1821年の独立達成へとつながっていきました。現在では独立記念日前夜となる9月15日深夜、メキシコシティの国立宮殿バルコニーで大統領がこの演説を再現し、鐘を鳴らして「メキシコ万歳」と叫ぶ恒例行事が行われています。翌16日の本番当日には首都で大規模な軍事パレードが催され、国内外から多くの人々が独立を祝う様子を見物に訪れます。
ハイビジョンの日
高精細度テレビ放送の愛称である「ハイビジョン」の画面縦横比が9対16であることにちなみ、当時の通商産業省(現・経済産業省)が9月16日を「ハイビジョンの日」として制定した記念日です。従来のテレビよりも高い解像度ときめ細やかな映像・音質を実現する技術として、放送業界を挙げて普及が進められてきた経緯があります。制定当時は次世代放送技術の象徴として広く周知され、家電メーカー各社の技術開発を後押しする役割も果たしました。現在では技術はさらに進化し4K・8K放送が普及しつつありますが、ハイビジョンはその基盤技術として今なお重要な位置を占めています。
マッチの日
1948年9月16日、戦後の統制経済下で配給制となっていたマッチの自由販売が認められたことを記念する日です。マッチは1827年にイギリスの薬剤師によって発明された発火具で、日本でも長らく日常の火起こし道具として親しまれてきました。自由販売の解禁は、統制経済から市場経済へと移行する戦後日本の社会変化を象徴する出来事の一つとされています。現在ではライターの普及により家庭での使用頻度は減ったものの、災害時の備えとして防災グッズにマッチを含める家庭も多く、その実用性は今も見直されています。
