【記念日まとめ】9月19日は何の日?
苗字の日
1870年(明治3年)9月19日、明治政府(太政官)が布告した「平民苗字許可令」により、それまで武士や公家など一部の身分にしか認められていなかった苗字を、平民も名乗れるようになったことに由来する記念日です。ただし当時は急な制度変更に戸惑う人が多く、苗字を名乗ると税金が増えるのではという警戒感もあって、実際に苗字を届け出る人は少数にとどまりました。そのため政府は1875年に苗字を義務化する「平民苗字必称義務令」を追加で出すことになりました。現在では自治体や図書館で戸籍や名字のルーツをたどる催しが開かれるなど、名字の歴史に関心を向けるきっかけの日となっています。
育休を考える日
2019年、住宅メーカーの積水ハウスが、男性の育児休業取得を社会全体で考えるきっかけにしたいとの思いから9月19日を「育休を考える日」に制定し、日本記念日協会にも登録されました。日付は「いく(19)きゅう(9)」と読む語呂合わせに由来し、同社は2018年から男性社員に1か月以上の育休完全取得を求める「イクメン休業制度」の運用を始めています。制度開始から1年で対象の男性社員253人全員が育休を取得したことが話題となり、その後も同社は毎年この時期に「男性育休を考えるプロジェクト」としてシンポジウムや調査結果の発表を行っています。
クイックルの日
花王が、同社の看板商品である掃除用ワイパー「クイックルワイパー」をより多くの家庭で使ってもらいたいとの願いから制定した記念日で、日付は「ク(9)イ(1)ック(9)ル」の語呂合わせにちなみます。クイックルワイパーは1994年に住居用の使い捨てモップとして発売され、その後もシートの改良や立体吸着タイプの追加など進化を重ねてきました。現在も花王はこの時期に合わせて新商品情報や掃除にまつわる生活情報を発信し、家族で協力して家をきれいにする習慣づくりを呼びかけています。
九十九島の日
長崎県佐世保市が1999年に、大小208の島々からなる景勝地・九十九島の魅力を国内外に発信する目的で制定した記念日で、日付は「く(9)じゅうく(19)しま」と読む語呂合わせに由来します。2019年には一般社団法人日本記念日協会にも正式に認定・登録されました。毎年9月19日前後には、水族館や遊覧船を備えた複合施設「九十九島パールシーリゾート」で記念イベントが開かれるほか、市民参加型の清掃活動「九十九島クリーンアップ大作戦」が実施され、美しい多島海の景観を守る取り組みが続けられています。
遺品整理の日
大阪府箕面市の株式会社アヴァックが制定した記念日で、秋のお彼岸にあたる9月に先祖を供養するとともに、故人の遺品も整理して新たな一歩を踏み出すきっかけにしてほしいとの願いが込められています。日付は依頼された遺品整理をすぐに行うという意味の「ク(9)イ(1)ック(9)」の語呂合わせから9月19日に定められました。近年は核家族化や単身高齢者の増加により遺品整理の需要が高まっており、この日にあわせて業者による無料相談会や生前整理セミナーなどが各地で開催されています。
