【記念日まとめ】11月5日は何の日?
世界津波の日
2015年の国連総会で、1854年11月5日に発生した安政南海地震にちなみ、毎年11月5日を「世界津波の日」とすることが決議されました。この地震の際、和歌山県広川町で高台に住む濱口梧陵が稲むらに火を放って村人を安全な場所へ誘導したという逸話が、この日付選定の背景にあります。この物語は小泉八雲の小説をもとに「稲むらの火」として書き改められ、昭和期には小学校の教科書にも掲載されました。現在は日本の内閣府や和歌山県をはじめ世界各国で、津波防災の訓練や啓発イベントがこの日にあわせて実施され、過去の教訓を次世代へつなぐ機会となっています。
縁結びの日
島根県の神話の国・縁結び観光協会が2006年に、「11月5日=いいご縁」の語呂合わせから制定した記念日です。旧暦10月は島根県で「神在月」と呼ばれ、全国の神々が出雲に集まって人々の縁を話し合うと伝えられていることから、縁結びの信仰で知られる出雲大社にゆかりの深い島根の地でこの記念日が生まれました。現在はこの活動を公益社団法人島根県観光連盟が引き継ぎ、良縁祈願にまつわる観光PRやイベントを続けています。恋愛だけでなく、仕事や友人とのつながりも含めた広い意味での「縁」を見直す日として親しまれています。
いいたまごの日
「いい(11)たまご(05)」の語呂合わせから、日本養鶏協会や日本卵業協会など関係団体が2010年に合意して制定した記念日です。たまごに関する正しい知識を広め、消費拡大につなげることが主な目的とされています。制定以降、東京・銀座など各地でPRイベントが開催され、卵を使ったレシピの紹介やオムライスをテーマにしたキャンペーンなど、業界を挙げた取り組みが行われています。毎月5日も「たまごの日」とされており、11月5日はその中でも特に力を入れて広報活動が行われる特別な日となっています。
ガイ・フォークス・ナイト
1605年11月5日、イギリス国王ジェームズ1世の暗殺と議会の爆破を企てた「火薬陰謀事件」の実行犯ガイ・フォークスが、前夜のうちに議会の地下室で発見・逮捕されました。国王が難を逃れたことを喜んだ市民たちが夜にかがり火を焚いて祝ったことから、この日は「11月5日の遵守法」によって毎年の記念日として定着しました。現在もイギリス各地で花火大会やかがり火のイベントが行われ、ガイ・フォークスに見立てた人形を燃やす風習も残っています。宗教対立が背景にある歴史的事件でありながら、今では季節の風物詩として親しまれる行事に変化しています。
いい男の日
「いい(11)おとこ(05)」の語呂合わせから、化粧品メーカーの資生堂が11月5日を「いい男の日」として制定しました。男性の美容や身だしなみへの関心を高め、スキンケアなどのセルフケア文化を広めることを目的にしています。制定以降、同社を中心に男性向け化粧品のプロモーションやメディア企画がこの時期に合わせて展開され、男性美容市場の広がりを後押しする役割を果たしてきました。近年は男性の美容意識の高まりとともに、この記念日をきっかけにしたブランドのキャンペーンも増えています。
