【記念日まとめ】12月1日は何の日?
世界エイズデー
世界エイズデーは、HIV感染とエイズのまん延を防ぎ、感染者や患者への差別や偏見をなくすことを目的に、世界保健機関(WHO)が1988年に制定した国際デーです。1996年からは国連合同エイズ計画(UNAIDS)がこの取り組みを引き継ぎ、世界各国で啓発キャンペーンが行われています。シンボルの赤いリボンは連帯の意思を表すもので、日本でも保健所や自治体が検査の呼びかけやイベントを開いています。近年は「U=U」という標語が広まり、治療でウイルス量を検出限界以下に抑えれば他者への感染はないという知識の普及が進められています。
映画の日
映画の日は、1896年11月25日に神戸で日本初の映画上映が行われてから60年目にあたる1956年、一般社団法人映画産業団体連合会が12月1日に制定した記念日です。映画を劇場で見る楽しさを広く知ってもらうことを目的としており、日本記念日協会にも認定・登録されています。現在も多くの映画館がこの日に合わせて鑑賞料金を1000円程度に割り引くサービスを実施しています。この12月1日の割引が定着したことで、毎月1日を「ファーストデー」として同様の割引を行う映画館が広がったともいわれています。
鉄の記念日
鉄の記念日は、1857年12月1日に盛岡藩士の大島高任が現在の岩手県釜石市で日本初となる洋式高炉による連続出銑に成功したことにちなみ、1958年に日本鉄鋼連盟が制定しました。西洋式の技術を取り入れて質の高い鉄を安定して作れるようになったこの出来事は、日本の近代製鉄業の出発点として位置づけられています。現在も発祥の地とされる釜石市では、毎年12月1日前後に製鉄の歴史を振り返る関連イベントが開かれ、地域の誇りとして受け継がれています。
カイロの日
カイロの日は、使い捨てカイロのメーカー各社が加盟する日本使いすてカイロ同業会(現・日本カイロ工業会)が、設立10周年を迎えた1991年に制定した記念日です。カイロの需要が高まる12月の最初の日を選んで定められました。使い捨てカイロは鉄粉が酸化する際の発熱を利用した製品で、朝鮮戦争時の米軍の防寒具からヒントを得て日本で改良されたと伝えられています。現在も冬の必需品として親しまれており、メーカー各社は毎年この時期に温かさを呼びかけるキャンペーンを展開しています。
着信メロディの日
着信メロディの日は、1999年12月1日に株式会社フェイスが株式会社エクシングと共同で世界初となる携帯電話の着信メロディ配信サービスを始めたことを記念して制定された日です。当時はまだ携帯電話の着信音が単調な電子音だった時代で、好きな曲を着信音にできるサービスは大きな話題となりました。この記念日は日本記念日協会にも認定・登録されており、デジタルコンテンツを通じて生活を豊かにすることを目的としています。着メロは後にポリフォニックや着うたへと進化し、現在の音楽配信サービスにもつながる文化の礎になりました。
