【記念日まとめ】12月2日は何の日?
日本人宇宙飛行記念日
日本人宇宙飛行記念日は、1990年12月2日にTBS記者だった秋山豊寛さんを乗せたソ連のソユーズTM11号が打ち上げられ、日本人として初めて宇宙飛行に成功したことを記念する日です。この飛行はTBS創立40周年事業「宇宙特派員計画」の一環で、TBSがソ連側に多額の費用を支払い、民間人ジャーナリストを宇宙へ送るという当時としては異例の試みでした。秋山さんは宇宙ステーション「ミール」に滞在し、地球の様子を撮影して生中継するなど、日本人初の宇宙特派員として大きな注目を集めました。この経験は後の日本人宇宙飛行士の活躍にもつながる先駆けとして語り継がれています。
奴隷制度廃止国際デー
奴隷制度廃止国際デーは、1949年12月2日に国連総会で「人身売買及び他人の売春からの搾取の禁止に関する条約」が採択されたことにちなみ、1986年に国連が定めた国際デーです。世界人権宣言が奴隷制度と奴隷売買をあらゆる形で禁止していることを踏まえ、根絶に向けた意識を高める目的で毎年呼びかけが行われています。現代でも児童労働や強制労働、人身売買といった「現代の奴隷制度」と呼ばれる問題は世界各地に残っており、国連や各国のNGOがこの日に合わせて実態調査や啓発キャンペーンを行っています。
ビフィズス菌の日
ビフィズス菌の日は、フランスの小児科医アンリ・ティシエが1899年12月2日にパリの学会でビフィズス菌の発見を発表したことにちなみ、ビフィズス菌入りヨーグルトなどを手がける江崎グリコ株式会社が制定した記念日です。ビフィズス菌は腸内の善玉菌の代表として知られ、腸内環境を整える働きがあるとされています。日本記念日協会にも認定されているこの日には、乳業メーカー各社が腸活をテーマにした情報発信を行っており、若い世代に向けて腸内環境への関心を高めるプロジェクトを展開する企業もあります。
原子炉の日
原子炉の日は、1942年12月2日にアメリカのシカゴ大学でエンリコ・フェルミらの研究チームが、世界初の原子炉「シカゴ・パイル1号」を稼働させ、ウランの核分裂による連鎖反応を人類で初めて制御することに成功したことに由来する記念日です。この実験はスカッシュコートの地下という手作りの施設で行われ、制御棒を引き抜いた午後3時25分に臨界に達したと記録されています。この成功は後の原子力発電や核兵器開発の技術的な出発点となり、現在も科学史における重要な転換点として世界中の教科書などで紹介されています。
