【記念日まとめ】12月24日は何の日?
クリスマス・イブ
クリスマス・イブの「イブ」は英語で夕方を意味する「イブニング」に由来し、本来はキリスト降誕を祝う12月25日の前夜ではなく「クリスマス当日の夜」を指す言葉です。ユダヤ暦では日没を一日の境目とするため、24日の日没から25日の日没までがクリスマスとされ、24日の夜はすでにクリスマスに含まれているという考え方に基づいています。日本では宗教的な意味合いよりも、家族や恋人と食事やケーキを楽しむ年末のイベントとして広く定着しています。
学校給食記念日
1946年12月24日、東京都千代田区の永田町小学校(現・麹町小学校)で、GHQやアメリカの民間救援団体ララの立ち会いのもと学校給食用物資の贈呈式が行われたことに由来し、文部省が制定した記念日です。戦後の食糧難の中で子どもたちの栄養を支えた出来事として今に伝えられています。12月24日は冬休みと重なるため、現在は教育効果を高める目的で1か月後の1月24日から30日を「学校給食週間」とし、全国の学校で食育に関するイベントが行われています。
「きよしこの夜」初演の日
1818年12月24日、オーストリアのオーベルンドルフにある聖ニコラウス教会で、後に世界的な聖歌となる「きよしこの夜」が初めて演奏されました。教会のオルガンが故障して伴奏に使えなくなったため、作詞者のヨゼフ・モールと作曲者のフランツ・グルーバーが急遽ギターの伴奏で歌ったのが始まりとされています。この曲は2011年にオーストリアの無形文化遺産に登録され、現在も世界中の言語に翻訳されてクリスマスの定番曲として歌い継がれています。
納めの地蔵
毎月24日は子どもや旅人を守るとされる地蔵菩薩の縁日とされ、1年最後にあたる12月24日の縁日は「納めの地蔵」と呼ばれています。この日は1年間の感謝と翌年の無病息災を願う特別な日とされ、各地の地蔵尊で法要や供養が営まれてきました。現在も寺院によっては大根を煮込んで振る舞う「大根焚き」や、古いお守りやしめ縄を焼納する行事が行われ、年の瀬の風物詩として地域の人々に親しまれています。
アポロ8号、世界初の月周回飛行へ
1968年12月24日、アメリカの有人宇宙船アポロ8号が世界で初めて月を周回する飛行を成功させ、乗組員は月の裏側から地球が昇る「地球の出」の様子を撮影しました。人類が地球以外の天体の重力圏に到達したのはこれが初めてであり、翌年のアポロ11号による人類初の月面着陸に向けた大きな一歩となりました。この時撮影された「地球の出」の写真は環境問題への意識を高めた一枚として、現在も宇宙開発史に残る名場面として語り継がれています。
