【記念日まとめ】1月6日は何の日?
東京消防出初式
出初式は消防関係者が新年最初に行う演習や礼式で、その起源は江戸時代前期の万治2年(1659年)、明暦の大火で焼け野原となった江戸の町を立て直すため、老中・稲葉正則が定火消の部隊を率いて上野東照宮で気勢を上げたことに遡るとされています。以来、江戸から東京へと引き継がれ、現在は毎年1月6日に東京消防庁の出初式が行われるのが恒例となっています。会場では色鮮やかな纏(まとい)を使った伝統の演技やはしご乗り、放水訓練などが披露され、多くの見物客でにぎわいます。全国各地の消防団や消防署でも同じ時期にそれぞれの出初式が開催され、一年の防火・防災への決意を新たにしています。
色の日
1月6日は「い(1)ろ(6)」の語呂合わせにちなむ記念日で、美容師やカラーコーディネーター、染色業など色に関わる仕事に携わる人々を対象に制定されました。色彩は人の心理や行動に影響を与えることが知られており、ファッションやインテリア、デザインの分野でも重要な要素として扱われています。現在は美容業界や色彩関連の資格団体などがこの日にあわせて、カラーセミナーやパーソナルカラー診断のイベントを実施することがあります。
顕現日(エピファニー)
1月6日はキリスト教で「顕現日」または「公現祭」と呼ばれる祝日で、東方から来た3人の博士が星に導かれてベツレヘムを訪れ、幼子イエスに黄金・乳香・没薬を捧げたという聖書の逸話にちなんでいます。クリスマスから12日後にあたることから、欧米の一部地域では「クリスマスシーズンの締めくくり」として位置づけられています。スペインやイタリアなど南欧の国々では、クリスマス当日ではなくこの日に子どもたちへプレゼントを贈る風習が今も根強く残っています。フランスでは公現祭にちなんだ「ガレット・デ・ロワ」というアーモンドケーキを切り分けて食べる伝統も広く親しまれています。
大陸移動説発表の日
1912年1月6日、ドイツの気象学者アルフレート・ヴェーゲナーが、フランクフルトで開かれた地質学会の講演で「大陸移動説」を発表したことにちなむ記念日です。彼は南米とアフリカの海岸線の形が似ていることや、両大陸で共通する古生物の化石が見つかることに着目し、かつて大陸は一つにつながっていたと考えました。発表当時は地質学者たちから懐疑的に受け止められましたが、20世紀半ば以降のプレートテクトニクス理論の発展によってその先見性が裏付けられ、現代地球科学の基礎的な考え方の一つとして評価されています。
