【記念日まとめ】2月1日は何の日?

重ね正月・一夜正月

平安時代の陰陽道の考え方に基づき、数え年で正月を迎えると誰もが一斉に1歳年を取るとされていたことから、厄年の人が2月1日をもう一度正月に見立てて仮に年を取り、災厄を早く終わらせようとした風習です。「一夜正月」とも呼ばれ、これを行うことで厄年を早く一年進め、厄払いにつなげる意味合いがありました。現在では都市部を中心に行う家庭は少なくなりましたが、一部の地域や神社では今でも節目の行事として伝えられています。厄年に関する不安を和らげる知恵として、日本各地の暦や年中行事の資料にも記録が残っています。

テレビ放送記念日

1953年2月1日、NHK東京放送局が東京・内幸町の放送会館から日本初のテレビ本放送を開始したことにちなみ、この日はテレビ放送記念日となりました。開局当初の放送時間は1日わずか4時間ほどで、受信契約数も866件にとどまり、国産14インチテレビの価格は17万円という高額でした。同じ年の8月には日本テレビが開局し、翌1954年にはNHK大阪・名古屋でも放送が始まるなど、テレビ放送網は急速に広がっていきました。現在ではテレビは地上波・BS・配信サービスと多様化が進み、放送開始から70年以上を経た今も生活に欠かせないメディアであり続けています。

ニオイの日

「ニ(2)オ(0)イ(1)」の語呂合わせから、消臭剤ファブリーズを展開するP&Gの「ファブリーズ暮らし快適委員会」が2000年に制定した記念日です。制定の目的は、日常生活の中にあるさまざまなニオイの原因やその対策について考えてもらうことにありました。現在では衣類や部屋、車内など生活空間のニオイに関する意識調査や消臭商品の紹介がこの時期に合わせて行われています。消臭・防臭の技術が進化する中、季節の変わり目に室内環境を見直すきっかけの日としても位置づけられています。

京都市電開業記念日

1895年2月1日、京都電気鉄道が東洞院塩小路(京都駅付近)から伏見の下油掛までの区間で日本初の営業用電気鉄道の運転を開始したことに由来する記念日です。琵琶湖疏水の建設に伴って完成した蹴上発電所の水力発電を動力源としており、東京奠都によって衰退が懸念されていた京都の復興策として計画されたという背景があります。この路面電車はのちに京都市電として市民の足を長く支え、1978年まで運行が続けられました。現在は当時の車両が保存・展示されており、日本の鉄道史や電力史を伝える貴重な遺産として親しまれています。

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