【記念日まとめ】2月11日は何の日?

建国記念の日

『日本書紀』では初代天皇とされる神武天皇が即位したのは紀元前660年の旧暦1月1日で、これを新暦に換算すると2月11日にあたるといいます。明治時代にはこの日を「紀元節」として祝日にしていましたが、戦後にGHQの意向もあり一度廃止になりました。国民から復活を求める声が根強く、国会での議論を経て1966年の祝日法改正により「建国記念の日」として国民の祝日に加わり、翌1967年から適用しています。現在は「建国をしのび、国を愛する心を養う」祝日と位置づけられ、各地の神社や関連団体が記念の式典を行っています。

文化勲章制定記念日

1937年2月11日、当時の内閣総理大臣・廣田弘毅の発案により文化勲章令が定まり、科学や芸術など文化の発展に貢献した人に贈る文化勲章が誕生しました。他の勲章とは異なり等級や年金を伴わない点が特徴で、意匠には昭和天皇の意向を反映した橘の花を用いています。第1回の受章者には作家の幸田露伴や画家の横山大観、物理学者の本多光太郎など9人が選ばれました。現在の授与式は1949年度以降、文化の日にあたる11月3日に行うのが恒例となっています。

干支供養の日

愛知県瀬戸市の陶磁器メーカー中外陶園が1989年から、一年間役目を果たした干支の置物に感謝し土に還す「干支供養祭」を毎年2月11日に行っており、これにちなんで2001年に干支供養の日を制定しました。日付は立春を過ぎた直後の時期にあたり、「十一」という数字が「土」の字に通じることにも由来するといいます。干支の置物は縁起物として飾られ、厄を払う役割を担うとされてきた品です。現在も同社では毎年2月11日に供養祭を続け、役目を終えた置物を丁寧に土へ還す取り組みを行っています。

出雲そばの日

江戸時代初期の1638年2月11日、信州松本藩主だった松平直政が出雲松江藩へ国替えを命じられ、このとき同行させたそば職人によって信州の蕎麦文化が出雲地方に伝わったといいます。これが今に続く出雲そばのルーツとされ、出雲そば商組合と松江そば組合でつくる実行委員会が全国への普及を目指し、日本記念日協会に申請して2022年に出雲そばの日として登録しました。出雲そばは割子そばや釜揚げそばなど独特の食べ方で知られ、日本三大そばの一つに数えられています。現在も島根県内では出雲そばまつりなどのイベントを開き、地域の名物として発信を続けています。

仁丹の日

1893年2月11日、森下博が大阪で薬種商「森下南陽堂」を創業し、これが現在の森下仁丹の始まりです。1905年には主力商品「赤大粒仁丹」を発売してわずか2年で売上首位の薬になり、1929年には「銀粒仁丹」が誕生して広く親しまれるようになりました。この創業日にちなみ、森下仁丹は2008年に2月11日を仁丹の日として日本記念日協会に登録しました。創業から130年以上が経った現在も同社は「百年人生を応援する」を掲げ、銀粒仁丹のリブランディングなど時代に合わせた商品展開を続けています。

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