【記念日まとめ】2月20日は何の日?

歌舞伎の日

1607年2月20日、女性芸能者の出雲阿国が江戸城で将軍徳川家康や諸国の大名の前で「かぶき踊り」を披露したという記録に由来する記念日です。出雲阿国は少女による小歌踊りである「ややこ踊り」を土台に、派手な衣装で常識にとらわれない動きを見せる「かぶき踊り」を生み出し、これが後の歌舞伎の原型になったと伝えられています。「かぶき」という言葉自体、「傾く(かぶく)」という古語から来ており、当時の奇抜な風俗を指す言葉でした。現在の歌舞伎は江戸時代を通じて男性のみが演じる形式へと発展し、2005年にはユネスコの無形文化遺産にも登録され、国内外で公演が続けられています。

旅券の日

1878年2月20日に「海外旅券規則」が外務省布達第1号として制定され、法令上初めて「旅券」という言葉が使われたことにちなむ記念日です。この規則の制定から120周年にあたる1998年に、外務省が2月20日を「旅券の日」と定めました。旅券(パスポート)は、所持者が日本国籍を持つことや氏名・生年月日などを証明する国際的な身分証明書としての役割を持っています。現在は電子申請の拡大やICチップ搭載の旅券が普及しており、外務省はこの日に合わせて旅券の大切さや取り扱いへの注意を呼びかける広報活動を行っています。

普通選挙の日

1928年2月20日、1925年に成立した普通選挙法に基づく最初の衆議院議員総選挙が実施されたことにちなむ記念日です。この選挙では、それまでの納税額による制限がなくなり、満25歳以上の日本国籍を持つ男性であれば誰でも投票できるようになったため、有権者数は一気に約1241万人にまで拡大しました。一方で女性には依然として選挙権が認められておらず、女性を含む本当の意味での普通選挙が実現するのは戦後の1946年まで待つことになります。この選挙の歴史は、現在の選挙制度や主権者教育を振り返る際にたびたび取り上げられています。

アレルギーの日

1966年2月20日、石坂公成と石坂照子の夫妻がアレルギー反応に深く関わる抗体であるIgE(免疫グロブリンE)を発見したことにちなみ、1995年に日本アレルギー協会が制定した記念日です。この発見は、それまで原因がはっきりしなかったアレルギー疾患のメカニズム解明において大きな一歩となり、その後の診断や治療の進歩を支える基礎になりました。日本アレルギー協会は毎年2月17日から23日までを「アレルギー週間」と位置づけ、全国各地で医療相談会や市民向けの講演会を開催しています。花粉症や食物アレルギーなど身近な疾患への関心が高まる中、この週間は正しい知識を広める機会として活用されています。

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